TITLE : ボーイ
「何者かにならないといけない」とか「自分は幸せではないけど、誰かを幸せにしないといけない」そんな円環から逃げ出したいなと思い、独立。
独立すると、皆揃ってカッコいいコンセプトの屋号を立てているが、自分はその競争から抜け出して、なんの意味もない何者でもない、無色な無職になりたいなと考えていた。
そんな時に、たまたまかっぴーさんとお茶をしていて、「じゃあ、いっそのこと“ボーイ”でいいじゃん!」という一言で「ボーイ」という会社名になりました。他人だからこそ出せる無責任な発想(いい意味)と、ちょうどよくスタイリッシュな語感、そして、カタカナという抜け感に電撃が走ったのを覚えています。
自分は男として生まれて、いい歳をしてずいぶんと大人気ないボーイなので、それだけでいいなと思いました。スッと生きるのが楽になり、仕事がものすごく楽しく感じました。
勢いで声優にもなりました。
デザインコンセプトがないので、あまり多くを語れなくて残念なのですが、ロゴマークは、住宅地によくある“駆け出し注意の看板”です。
これも、本当になんとなく、記号的に(自分の好きなデザインで)ボーイを処理しようと思って考えて作りました。若い発想で駆け抜ける〜的な意味は全く込めてません。
WEBサイトは、自分がこれまで何に影響を受けてきたのかがわかりやすいように、1ページ1ページ、テイストを変え(これによりエンジニアが白目を剥きながら)こだわってつくりました。
シークレットページのパスワードを突破すると、実績掲載できない案件と、声優としてのボイスサンプルが解放されます。(知り合いor関係者は聞いていただければお教えします。)
【CLIENT】ボーイ
AD+D=飯田捷人
CW=伊藤大輔 a.k.a. かっぴー
FE=大庭吉景
CG=浅野僚太
CG=澁谷武